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長野県支援活動12月1日

長野県支援活動12月1日
NPO法人Vネット
農業ボランティアプロジェクト
(報告者;北村いづみ)
今日は2現場に分かれての作業。

よう木小屋の解体作業では、1件のニーズが完了。
もう1件も解体依頼でしたが
「もし可能なら、また使えるようにして欲しい」
との要望にお応えし、修復作業を行いました。



もう一つの現場は堤外(堤防の外・川側)での果樹樹木伐採。
決壊現場に近い果樹園ではリンゴ・栗・桃など多くの果樹が被災しています。
大量の川砂が流れ込み、荒涼とした光景が広がる堤外の果樹園は一面が泥の色。
まるで砂漠のようにも思えます。
引き続き、果樹に絡みついたガレキや流木を重機ではがし取り、チェーンソーで切っていく作業が続いています。
心が痛む作業ですが、
農家さんからいただいた言葉
「最初、この風景を見た時は正直、もう辞めようと思いました。
でも少しずつ片付いていくのを見ていたら、またがんばろうという気持ちになりましたよ。」
この言葉が一番の励みになっています。
今はひたすら切って片付ける作業が続きますが、これも再生のための大切な作業。
今は殺風景なこの場所に、再び果実が実を結び、笑顔の花が咲きますように。
今日も一日、ありがとうございました。
(*´ω`*)
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