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2016年熊本地震支援活動



亡くなる数時間前に書かれた日記、最後のページ…

発災日:2016年4月14日
活動期間:2016年4月15日~7月25日

活動地①:熊本県西原村(4月下旬~7月下旬)
現場状況:西原村は熊本地震被災地の中で最も全壊率が高く、特に宮山地域は断層が走っていた  ため全壊や半壊の家屋が非常に多かった。家屋の損壊が大きかった被災者からは、「家の中から取り出したいものがあるけど取り出せない」などの声も多かった。
支援内容:一般ボランティアを受け入れる「西原村災害ボランティアセンター」に併設して、Vネットが中心となって「西原村重機ボランティアセンター」を立上げ、支援活動を実施した。重機やチェンソーを使う際はVネット及び支援団体が中心となって作業を行い、手作業で進める際は一般ボラセンのボランティアが活動するという形をとった。
「壊れた家の中から大切なモノを取り出して欲しい」「隣の家に倒れ込みそうだから解体して欲しい」「道路に倒れ込みそうだから解体して欲しい」などの要望に対応した。(※同じ作業を進める団体が他にもあり、構造等によって手分けをしながら合計約50棟の家屋及び倉庫を解体)
特記事項:この活動は、「熊本県民テレビ」で特集番組として報道された他、各新聞紙面でも報道された。

活動地②:熊本県内各地(4月中旬~4月下旬)
現場状況:やむなく避難所生活となった方のうち、「床の冷たさ」により体調を崩す方や寝られないという方が非常に多くみえた。
支援内容:厚さ2mm~3mm程度の断熱用シートを購入し、各避難所に配付した。(益城町、御船町、嘉島町、大津町、西原村、南阿曽村の各避難所に配付し、熊本市は支所へ取りに来てもらう形をとった。)
  

熊本地震支援活動②重機ボラセン



熊本地震により多くの家屋が倒壊。
この家では命を落とされた方も…。





「西原村災害ボランティアセンター」と並立で「西原村重機災害ボランティアセンター」を開設。
ボランティアのマンパワーと重機の力を合わせるため、安全性に注意しながら活動開始。





余震が続いていたため、通常の解体方法では危険性が高いと判断し、大きめの重機で2階部分を除去することから始めた。




地震で亡くなったご家族の日記が見つかった。
最後の一言は「今日も素敵な一日だった」。





探していた仏壇は、残念ながら壊れてしまっていた。
しかし、ご主人が婚約指環のかわりに贈ったネックレスが見つかった。





西原村の排出基準に沿って、22種類に分別しながらがれきを排出した。





農機の救出開始。




このトラクターは無傷で救出できた。




この活動は、熊本県民テレビで放映された他、新聞でも報道された。
活動にご協力いただいた全ての皆さま、本当にありがとうございました。