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性的搾取・虐待・ハラスメントの防止に関する指針

性的搾取・虐待・ハラスメントの防止に関する指針
特定非営利活動法人Vネット


1.目的
事業実施における性的搾取・虐待・ハラスメントは、個人としての尊厳を不当に傷つける社会的に許されない行為であり、支援力の有効な発揮を妨げ、秩序や業務遂行を阻害し、社会的評価に影響を与える問題である。そのため、全てのVネット会員がこの指針を遵守することにより、事業実施側も受益者側も個人としての尊厳が尊重され、真に有効な支援活動が行われることを目的として、必要な事項を定めるものとする。

2.定義
①性的搾取
性的搾取とは、性的な目的での、相手の脆弱性や力関係、信頼関係に基づく地位の濫用行為あるいはその試みのことをいう。
②虐待
 虐待とは、繰り返しあるいは習慣的に、暴力をふるったり、冷酷・冷淡な接し方をすることをいう。
③ハラスメント
ハラスメントとは、相手の嫌がることをして不快感を覚えさせる行為全般のことをいう。

3.Vネット会員の責務
①行動認識
Vネット会員は、性的搾取・虐待・ハラスメントについてその意味を正しく認識し、それらの行為を行ってはならない。
②意識啓発
Vネット理事長及び現場活動責任者は、性的搾取・虐待・ハラスメントを防止するため、Vネット会員及び事業に参加するボランティア等に対して、意識啓発を行うよう心掛ける。
③適切な対処
Vネット会員は、良好な支援活動を実施するため、性的搾取・虐待・ハラスメントの防止に努めるとともに、問題が生じた場合には、迅速かつ適切に対処しなければならない。

4.問題発生時の対応
①通報と窓口担当者
Vネット会員や受益者等からの苦情の申出及び相談に対応するため、相談窓口を設置する。(通常時:理事長 現場作業時:現場活動責任者)
②対応
相談を受けた窓口担当者は、苦情相談に係る問題の事実関係の確認及び当該苦情相談に係る当事者に対する助言等により、当該問題を迅速かつ適切に解決するよう努めるものとする。
③記録
苦情相談については、苦情・相談記録簿、その他の方法により、その内容を記録するものとする。
④プライバシー保護と秘密の保持
苦情相談の処理にあたっては、関係者のプライバシーの保護及び秘密の保持を徹底し、苦情の申出、当該苦情等に係る調査への協力その他通報に起因して不利益を受けることがないよう留意しなければならない。

Vネット会員は下記資料により重要性と内容を把握する。
https://www.japanplatform.org/PSEAH/lib/data/PSEAH-WG/PSEAH-Handbook.pdf
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