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2019年台風15号災害千葉県佐倉市支援活動


活動期間:2019年9月19日~9月25日
活動地:千葉県佐倉市
現場状況:佐倉市は、房総半島南部のような家屋の被害は殆どなかったが、ビニールハウスやグラスハウスなどの農業施設が被災していた。千葉県では、ビニールハウスを建てる際に業者へ依頼する方が多いため、自力で解体できない農家も少なくなかった。また、他県から移住し、新規に農業を始めたばかりの若手農家の中には、地域に頼れる人もまだいない状態で、農業を続けるべきかどうか迷ってみえる方もあった。
支援内容:強風により壊れた農業施設(ビニールハウスや倉庫など)の解体、補修等を行った。この台風は千葉県の房総半島に甚大な被害をもたらしたため、ボランティアの多くは房総半島に殺到した。そのため佐倉市では農業復旧の人手が足りないにもかかわらず、「被害の状況が知られていなかったこと」「ビニールハウスや納屋の解体には経験や専門的知識が必要であること」などの理由からボランティアは集まらなかった。当団体は、2016年熊本地震、2018年台風21号災害での農業支援経験等を活かし、知識・経験のあるボランティアを全国から募り、重機やチェンソー等も使いながら佐倉市での復旧作業を進めた。この支援活動により、農家の「人手が足らない」「直し方がわからない」という悩みを解消し、事業再開への後押しになったと考える。


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