【NPO法人Ｖネット石川県・富山県支援活動】
(8月11日までの週間報告)

発災から４週間が経過し、
落ち着いてきたところも多くなってきましたが、
まだまだ支援の作業は続いています。

9日には、
神社の土砂除去作業で、
先週呼び掛けた津幡高校野球部の皆さんが汗を流してくれました。
神社は公的な支援が受けられない施設のひとつ。
さらに階段等で境内に重機が入れられない形状であるため、
本殿のまわりだけでも人力で運び出すことに…。
気温がどんどん高くなる中、
本当に一生懸命頑張ってくれたおかげで、
大量の土砂を排出することができました。
高校生の力ってすごいですよね。
…が、まだ残っているため、
11日にはボランティアセンターに集まってくださったボランティアさんが頑張ってくださり、
明日12日も土砂排出作業を行う予定となっています。
熱中症に気をつけながら作業を続けます。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=766220671970052&id=100057463787340



また、
土砂崩れによって自宅が全壊となった方からも相談をいただきました。
訪問すると、
裏山が大きく崩れ、
家には大木が突き刺さっているという状態。
発災から４週間経って「災害救助法」が適用されることとなったため、
被災された方と役場に対して、
今後の対応方法についてアドバイスをさせていただきました。
災害救助法が適用された場合、
どうすれば良いのかなどについては、
被災経験のある自治体じゃないとわからないことも多いですよね。

さて、
これだけ日数が経っていても、
「送風機を借りたい」というニーズは相変わらず続いています。
津幡町では140台近くが出払ってしまうこともありました。

そのうち、
一昨日から送風機による乾燥を始めたお宅では、
リフォーム費用がかなりかなり高くて、
なんとかならないか…という相談も…。
壁を剥がして濡れた断熱材(グラスウール)を除去し、
床をはがして乾燥させる作業を行うこととなりました。

小矢部市ボラセン、富山県高岡市ボラセンでは、
ニーズの減少によって、活動も縮小されました。
社協の皆さん、
ボランティアとして参加された皆さん、
本当にお疲れ様です。
送風機による乾燥はまだまだ続いているため、
新たなニーズがないか確認しながら残る作業を進めたいと思います。


台風が心配ですけど、
被災された方が一日も早く元に近い生活を取り戻すことができるよう、
「安全第一」で頑張ります。

※この活動は、多くの皆さま、ジャパン・プラットフォーム、岐阜県のご支援をいただいています。

●Vネットの災害支援活動に皆さまのお力を…
口座名義：特定非営利活動法人Ｖネット
ゆうちょ銀行二四八(記号12440,番号35007441)
大垣共立銀行高山支店(普通148464)
飛騨信用組合七日町支店(普通0813498)
高山信用金庫桐生支店(普通0158662)