2019年台風19号災害長野県支援活動
発災日:2019年10月12日~13日
活動期間:2019年10月12日~12月16日
活動地①:長野県長野市松代地域(10月14日~11月10日)
現場状況:千曲川支流のバックウォーター現象によって浸水した家屋が多数あった。長野県社会福祉協議会からサポートを依頼された時点では、松代災害ボランティアセンターは立上げ準備の状態だった。
支援内容:長野県社協からの依頼で松代災害ボランティアセンターのサポートに入った。床板や壁を剥がす作業、床下にもぐって泥の除去作業を行うボランティアがいなかったため、技術的作業が必要な家屋の対応をして欲しいとのことだったため、ボラセンと連携して技術的支援活動を行った。長野県の家屋は「断熱材」が入っている家が多く、これがカビの原因となり易いため、家主から依頼があればその除去も行った。
活動地②:長野県須坂市(10月18日~11月30日)
現場状況:これまでも何回か浸水被害を受けた地域が、千曲川支流のバックウォーター現象によって浸水。長野県社協からサポートを依頼された時点では、災害ボランティアセンターは既に立ち上がっていたものの、技術系ボランティアはいなかった。
被災地域を訪ねると、被災者から「ここまで酷いことは初めてだからどうして良いかわからない」との声が多かった。
支援内容:浸水が最も深かった地域で、一軒一軒訪問し、家屋応急対応プログラムを作成。その上で、床板や壁を剥がす、水を抜く、床下にもぐって泥の除去作業を行うなど、技術的作業が必要な要請に対して支援活動を行った。一人暮らしのお年寄りのお宅では、できるだけ安く補修したいとのことだったため、後に入る建築業者と打合せを行い、どこまで作業を進めておけば良いかを打合せた後、その状態まで作業を行った。
床板をはがして、床下の泥を除去。
りんご畑に甚大な被害が…。
「信州農業ボランティアセンター」を立ち上げて支援活動を本格化。
全国から多くのボランティアを呼び寄せて支援活動を展開。
被災された方にも笑顔が…
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